RedSync – Redmineを使い続けるチームの選択

はじめに

Redmineを導入したのに、メンバーがなかなか使ってくれない。結局、進捗を自分で聞いて回っている——そんな経験はないでしょうか。

問題はRedmineではありません。

そもそもプロマネにとっては進捗管理は必須タスク、メンバーにとっては余分な作業、そんな矛盾した構造があります。 メンバーの立場から見ると、進捗報告のためだけに(古めかしくて使いづらい)ツールを覚えるコストが、見合わないのです。

RedSyncは、そんな構造問題を解決します。

プロマネはRedmineでプロジェクト全体を設計・管理する。メンバーはTrelloで自分の仕事を動かす。RedSyncはその間をリアルタイムでつなぎます。

Redmineの資産はそのまま。ツールの乗り換えも、二重管理も不要です。

進捗報告

このように、カード上でステータスや進捗を報告することができて、結果はRedmineにリアルタイムに反映されます。

メンバーにTrelloが使われる理由

Trelloが「報告のためのツール」ではなく「自分の仕事を動かすツール」だからです。カードで今日やることを整理し、チェックリストで作業を進め、担当者や期日も一目でわかる。使うことが自分の仕事に直接役立つから、自然と使われます。

RedSyncがあれば、そのついでに、進捗がRedmineに届きます。たとえば、メンバーの見ているカードはこんな感じになります。

カードのサンプル

💡 RedmineとTrelloの役割分担について

添付ファイルやタスクリストはRedmineのチケットにも備わっている機能です。ただRedmineでは、これらを使うにはチケットを起票する必要があります。

実際の現場では、チケットにするほどではない作業も多くあります。個人の作業メモ、チーム内の小さな申し送り、今日だけの確認事項——そういった「チケットの粒度に満たないもの」をTrelloのカードで気軽に扱えることが、メンバーにとっての使いやすさにつながっています。

ガントチャートで周りを把握

ガントチャートをTrello上で確認できるので、「自分の次の作業はいつ始まるのか」「先行タスクは遅れていないか」を、メンバーが自分で判断できます。プロマネへの確認が減り、両者の負担が下がります。

ガントチャート

マスタースケジュールは常にRedmineが管理

チケットの発行とスケジュールは常にRedmineで管理します。スケジュールが固まったら、RedmineのチケットをTrelloボードに同期するだけ。チームのカードが一括で生成され、最新のスケジュールが即座に全員に届きます。チケットを更新するたびに同期すれば、常に最新の状態が保たれます。

Redmineから同期

主な機能

  • RedmineのチケットからTrelloカードを自動作成・同期
  • カードからステータス・進捗・作業時間をRedmineに報告
  • Trello上でガントチャートを確認
  • Redmineアカウントを持たない外部ユーザーとの連携
  • カスタムフィールドの双方向マッピング・Butlerワークフロー連携

これからもRedmineと共に

積み上げてきたチケット・スケジュール・権限設定はそのままに、チームの動き方だけが変わります。

ドキュメント

ユーザーガイド
プライバシーポリシー

RedSyncを試してみる

RedSyncはTrelloのPower-Upなので、他のPower-Upと同じくTrello上で簡単にインストールできます。

HTTPSがあればOK

RedmineサーバーでHTTPSのサポートが必要です。ほとんどのサーバーがサポート済みかと思いますが、ご自分の環境をご確認ください。

その他の必要となるRedmineの構成については、こちらも参照してください。

すでに準備OKの場合は、下記のリンクからTrelloにRedSyncをインストールすることができます。


Add to Trello

HTTPSとCORSに関する資料

RedmineのインストールとHTTPSやCORSのサポートについて、下記の記事に記載しています。

システム管理者に要相談という方も、資料の情報をシステム管理者に伝えて頂けると、検討しやすいと思います。

またRedSync Proxyを利用すれば、CORSサポートのないRedmineサーバーとも連携できます。(こちらを参照)

UbuntuにRedmine 5.1/Ruby 2.7をインストールする
UbuntuにRedmine 5.1をインストールする手順をステップバイステップで紹介します。Ruby 2.7, MySQL 8.0を使っています。CORS対応, HTTPS化についても解説しています。コピー&ペーストで実行可能です。
UbuntuにRedmine 5.1/6.0をインストールする
UbuntuにRedmine 5.1, 6.0をインストールする手順をステップバイステップで紹介します。Ruby 3.2, 3.3, MySQL 8.0を使っています。CORS対応, HTTPS化についても解説しています。コピー&ペーストで実行可能です。
UbuntuのRedmineをApacheで動かす (HTTPSとCORSに対応)
UbuntuにインストールされたRedmineをApacheと組み合わせて稼働する手順を紹介します。自己証明書を使ったHTTPS化、またCORSの対応方法についても紹介しています。
リバースプロキシによるRedmineのHTTPS化とCORS対応
RedmineサーバーをHTTPSとCORSに対応させる方法として、リバースプロキシを使う方法について紹介します。RedmineのRestAPIをブラウザ内のアプリから利用するために必要です。

参考資料

RedSyncの参考資料一式 (ユーザーガイドなど)

変更履歴

日時内容
2026/05/24全面改訂
2024/05/24「はじめに」を改訂
2023/04/25価格を$5/ボード/月に改定
2023/02/13Ganttチャートについて記述
2022/09/17RedSync Proxyについて記述
2022/08/21デモを追加
2022/08/08CORSの要件変更について記述
2022/07/21改訂版リリース (分割)
2022/05/29ユースケースについて追記
2022/05/24初版リリース