RedmineとTrelloの連携 – 作業支援と進捗管理を融合 (デモあり)

Redmine

進捗報告はめんどくさい !?

プロマネの皆さん、

進捗管理はプロジェクトの成功に必須ですよね。なのに「進捗報告はめんどくさい」そうメンバーからボヤかれたことはありませんか?

なぜ現場にとって進捗報告がめんどうかと言うと、それは日々の作業に対して、進捗報告が余計な手間に見えているからです。メールやEXCELファイルで報告するなんて控えめに言っても悪夢です。PMツールも、そのためだけに立ち上げるならば、やはり余計なひと仕事に感じます。

なんとか現場に負担をかけない (そして自分も楽できる) 方法を探す必要があります。

作業支援と進捗管理を一体化する

欲しいのは日々の作業の中で、無理なく進捗報告もできてしまうような環境です。そこで提案したいのがRedmineとTrelloの連携です。

TrelloとRedmine、どちらもプロジェクト管理 (またはタスク管理) のツールと位置づけられます。これらの機能を比較してみると、実は補完的な関係にあることが分かります。

ならばこの2つを組み合わせて好いとこ取りができないか、と考えて開発したのがRedSyncです。

日々の作業の中で進捗報告も

RedSyncはTrelloとRedmineを連携するブリッジの役割をします。RedSyncを使うと、TrelloはRedmineのフロントエンドとなり、プロジェクトメンバーにとって、日々の作業を行いつつ、最新のスケジュールを確認したり、ステータスや進捗を報告するためのワークプレース (作業場所) となります。

📖ユーザーガイド
📚ライブラリ

主要機能

Trello上で次のことが行なえます。

  • チケットからカードを作成
  • カードからステータスと進捗を報告
  • スケジュールとステータスをガントチャートで確認 (🎊新機能!!)
  • チケットのスケジュール変更をカードに反映
  • カードをチケットの優先度で並べ替え
  • チケットの内容でカードを絞り込み
  • チケットの更新でワークフロー (Butler) を起動
  • Redmineのカスタムフィールドにカードからデータを入力
  • カードから作業時間を入力

※ チケット – Redmineの作業単位
※ カード – Trelloの作業単位

チケットからカードを作成
Redmineのプロジェクトを選択して、プロジェクトのチケットからカードを作成できます。

🎞️デモ

カードからステータスと進捗を報告
カードからタスクのステータスと進捗を更新し、その結果をRedmineのチケットに反映できます。

🎞️デモ
内容: カードでステータスと進捗率を変更します。その結果をRedmineのチケット一覧とガントチャートで確認します。

スケジュールと進捗をガントチャートで確認
Trello上のガントチャートで、スケジュールと進捗を確認できます。

🎞️デモ

チケットのスケジュールをカードに反映
Redmineのチケットのスケジュールを更新しカードに反映できます。これによりチームメンバーは、カード上で最新のスケジュールを確認できます。

🎞️デモ
内容: Redmineでキックオフの日程を変更して、後続のチケットの日程を変更します。そのあと日程の変更を影響を受ける全てのカードに反映します。

カードをチケットの優先度で並べ替え
Redmineのチケットの優先度で、リスト上のカードを並べ替えられます。

チケットの内容でカードを絞り込み
チケットの更新でワークフロー (Butler) を起動
Redmineのチケットの標準フィールド (トラッカー、ステータス、進捗度、カテゴリー、担当者) またはカスタムフィールドをTrelloのカスタムフィールドにマッピングできます。マッピングされたカスタムフィールドを使って、カードを絞り込んだり、ワークフロー (Butler) を起動したりできます。

🎞️デモ
内容: Redmineのチケットの優先度をTrelloのカスタムフィールドにマッピングします。チケットの優先度をImmediateに変更します。変更をカードに反映し、ワークフローを使ってカードを緊急対応リストに移動します。

Redmineのカスタムフィールドにカードからデータを入力
RedmineのチケットのカスタムフィールドをTrelloのカスタムフィールドにマッピングできます。これにより、カードからチケットのカスタムフィールドにデータを入力したり、逆にチケットのカスタムフィールドのデータをカード上で確認したりできます。

カードから作業時間を入力
カードから作業時間を入力し、Redmineのチケットに反映できます。修正、削除も可能です。

RedSyncを試してみる

RedSyncはTrelloのPower-Upなので、他のPower-Upと同じくTrello上で簡単にインストールできます。

ステップ 1: RedmineからTrelloに連携する (フリー版)

カードの作成、スケジュールの更新、優先度による並べ替えなど、RedmineからTrelloへの連携ができます。またTrelloのカードにRedmineのチケットへのリンクを貼付しているので、カードからチケットを開いてステータスや進捗を報告することができます。

Redmineサーバーに、HTTPSのサポートが必要です。HTTPSはサポート済みのサーバーが多いと思います。その場合はすぐに始められます。

ステップ 2: TrelloからRedmineに連携する (プロ版)

ステップ1の連携に加えて、ステータスや進捗の報告など、TrelloからRedmineへの連携がカード上で行なえます。プロジェクトメンバーは、Redmineの存在を意識する必要がありません。

HTTPSに加えて、CORS (Cross-Origin Resource Sharing) のサポートまたはRedSync Proxyの利用が必要です。詳細はこちらを参照してください。

HTTPSとCORSのサポート方法については、次節の関連資料に幾つかの方法を載せました。Redmineを自力でインストールした方 (或いはこれからインストールしようという方) なら十分に対応可能と思います。

システム管理者に要相談という方も、資料の情報をシステム管理者に伝えて頂けると、検討しやすいと思います。

すでに準備OKの場合は、下記のリンクからTrelloにRedSyncをインストールすることができます。


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HTTPSとCORSに関する資料

UbuntuにRedmine 4.2/5.0をインストールする
UbuntuにRedmine 4.2 / 5.0をインストールする手順をステップバイステップで紹介します。Ruby 2.7, MySQL 8.0を使っています。CORS対応, HTTPS化についても解説しています。コピー&ペーストで実行可能です。
UbuntuにRedmine 5.0/Ruby 3.1をインストールする
UbuntuにRedmine 5.0をインストールする手順をステップバイステップで紹介します。Ruby 3.1, MySQL 8.0を使っています。CORS対応, HTTPS化についても解説しています。コピー&ペーストで実行可能です。
UbuntuのRedmineをApacheで動かす (HTTPSとCORSに対応)
UbuntuにインストールされたRedmine 5.0をApacheと組み合わせて稼働する手順を紹介します。自己証明書を使ったHTTPS化、またCORSの対応方法についても紹介しています。
リバースプロキシによるRedmineのHTTPS化とCORS対応
RedmineサーバーをHTTPSとCORSに対応させる方法として、リバースプロキシを使う方法について紹介します。RedmineのRestAPIをブラウザ内のアプリから利用するために必要です。

フリー vs. プロ

RedSyncにはフリー版とプロ版 (有償) があります。プロ版はボード単位のサブスクリプションで、$8/月になります。(スタバのドリンク2杯分 …) 1プロジェクトにつき1ボードの関係になります。

参照: フリー vs. プロ

フリー版とプロ版の違い

フリー版では、進捗報告などRedmineへのデータの入力は、Redmineの画面から行う必要があります。カード上にチケットへのリンクを貼付しているので、そこからチケットを開くことができます。ただプロジェクトが佳境にあると、そのひと手間が負担に感じるメンバーは少なくないでしょう。その時はプロ版の出番です。基本的にメンバーの作業は、Trelloのカード上で完結できます。

ただし長期に渡るプロジェクトの場合、毎月ドリンク2杯分と言われても負担に感じるかも知れません。その場合はプロ版を使っていても、途中からフリー版に戻せます。報告頻度の高いフェーズではプロ版を使い、落ち着いてくればフリー版に戻すことで、コストを最適化できます。

またプロ版では、RedSync Proxyが利用可能です。RedSync Proxyは、RedmineがCORSに未対応でもサポートできます。

サブスクリプション

プロ版はPower-UpのマーケットプレースであるOptroで提供しています。Optroにユーザー登録すると、7日間の無料トライアルも利用できます。支払いはインターネット向け決済会社のStripeが使われています。(国内のECサイトなどでも使われているものなので安心です)

参考資料

RedSyncの参考資料一式 (ユーザーガイドなど)

ユースケース編

変更履歴

日時内容
2022/09/17RedSync Proxyについて記述
2022/08/21デモを追加
2022/08/08CORSの要件変更について記述
2022/07/21改訂版リリース (分割)
2022/05/29ユースケースについて追記
2022/05/24初版リリース

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