RedSyncは、フリーとプロ (有償) の2つのバージョンで提供されます。この2つは必要に応じて使い分けることができます。プロ版は、ボード単位でのサブスクリプションです。(ユーザーごとの課金はありません)

下表はフリー版とプロ版で、TrelloカードとRedmineチケットが、どのように同期されるのかを示しています。
◀– / –▶ 設定によりどちらか一方向
◀– RedmineからTrello
◀–▶ 両方向
Trello | フリ ー | プロ | Redmine |
カード名 | ◀– / –▶ | 題名 | |
説明 | ◀– / –▶ | 説明 | |
開始日 | ◀– | 開始日 | |
期限 | ◀– | 期日 | |
完了 | ◀– | (ステータス) | |
Redmineデータセクション | |||
トラッカー | ◀– | ◀–▶ | |
ステータス | ◀– | ◀–▶ | |
優先度 | ◀– | ◀–▶ | |
カテゴリー | ◀– | ◀–▶ | |
進捗 | ◀– | ◀–▶ | |
フィールド同期 | |||
カスタムフィールド | ◀– | 標準フィールド | |
カスタムフィールド | ◀– | ◀– / –▶ | カスタムフィールド |
作業時間を記録 |
|||
作業時間 | ◀– | ◀–▶ | 作業時間 |
標準フィールド: トラッカー, ステータス, 優先度, カテゴリー, 進捗率, チケット番号, 担当者
プロ版では、RedSync Proxyを使ってCORS非対応のRedmine Serverとも、双方向の同期を行うことができます。
プロ版にアップグレードすると
プロ版は、RedmineとTrelloの双方向の統合を実現します。作業のステータスや進捗をカード上で更新でき、その結果はRedmineのチケットに反映されます。これにより、プロジェクトメンバーに負担を強いることなく、プロジェクトの状況を迅速かつ正確に把握できるようになります。
フリー版は、RedmineからTrelloへの片方向の統合を行います。これはWBS (チケット) に沿って作業 (カード) を編成する上で有用ですが、カード上で作業のステータスや進捗を報告することはできません。ただしカードにチケットへのリンクが貼付されているので、対応するチケットを開いてステータスや進捗を書き込むことができます。
必要に応じて使い分けが可能
例えば、報告頻度の多いプロジェクトの進行中はプロ版を使い、プロジェクトが完了すればフリー版に戻すことで、コストを最適化することができます。